2022/10/11

プレスリリース

クレジットエンジン、データやAIを活用し業界特性を活かしたファイナンススキーム構築を手掛けるランドデータバンク社の全株式を取得

〜 サプライチェーンファイナンスサービスの立ち上げ支援を強化 〜

オンラインレンディングプラットフォームを提供するクレジットエンジン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:内山 誓一郎、以下 クレジットエンジン)は、データやAIを活用し業界特性を活かしたファイナンススキーム構築を手掛ける株式会社ランドデータバンク(代表取締役:濱野秀男、本社:東京都港区、以下 LDB)の発行済みの全株式を取得したことをお知らせします。
今回の事業統合を経て、これまでLDBが建設業向けに金融サービスを提供したノウハウを取り入れ、様々な業界の事業会社におけるサプライチェーンファイナンス分野のサービス立ち上げ支援の強化、および融資基盤となる審査モデルの高度化を目指します。

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LDBは、2019年に発足しました。従来までの中小企業に対する与信面の課題を解決するため、業界特有のデータやAIを活用した与信システムの開発に取り組み、2020年9月より一部を実用化した上で、第一弾サービスとして建設業向けの金融サービスの商用化を実現しました。また、NEDOの「Connected Industries 推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」の助成を受けて研究開発を継続し、中小の建設事業者のデータをAIによって分析することで、業種特性を用いた高精度の審査モデルを構築し、建設産業の課題解決・生産性向上の支援を目指して事業を展開していました。

クレジットエンジンは、従来より都市銀行・地域金融機関を中心としてオンラインレンディングのオペレーティングシステムと審査モデルを提供し、融資業務のデジタル化の支援を行って参りました。2020年のコロナ禍以降、更なる融資業務のデジタル化、幅広いサービスの提供が求められる中、事業会社からのご相談やお問い合わせをいただく機会も増えてきました。今後、クレジットエンジンが、都市銀行・地域金融機関に限らず、サプライチェーンファイナンス等、幅広い事業会社の金融サービス立ち上げ支援を強化すべく、建設業界におけるサプライチェーンファイナンスサービスを提供し、データ活用ノウハウと業界に特化した審査モデル構築に強みのあるLDBの株式取得に至りました。


(ご参考)
【LDB の概要】
会社名   株式会社ランドデータバンク
設立時期 2019年7月26日
本社所在地 〒105-0004 東京都港区新橋1-7-1
代表者   代表取締役社長 濱野秀男
株主   株式会社INCJ 他
事業内容 建設業界における各種データを活用した金融分析プラットフォームの企画、開発、運用および事業化


■クレジットエンジンの取り組み
クレジットエンジンは、2017年から日本で先駆的にオンラインレンディング事業を開始し、貸金業を営むなかで培ったノウハウや優れた UI/UX を備えた金融オペレーションシステムをメガバンクをはじめ国内大手の金融機関を中心にサービスを提供してきました。コロナ禍で金融サービスのオンライン化促進の動きは一気に加速し、既存サービスの非対面化やembedded finance が注目される中、クレジットエンジンでは事業者向けのオンライン完結型融資「CE Loan SMB」を株式会社三菱UFJ銀行、株式会社みずほ銀行、株式会社福岡銀行、株式会社広島銀行など国内大手金融機関やUSEN-NEXT HOLDINGSへの提供に始まり、保証協会融資に対応した「CE Loan保証協会」の提供も行っています。また、個人向け商品にも対応するため「CE Mortgage」を全国保証に提供するなど、法人個人問わずさまざまな商品性に対応し、金融機関のお客さまと金融機関双方の利便性、操作性に優れた金融プラットフォームの提供を目指した取り組みを進めてきました。今後はより多くの金融機関・事業会社の金融サービスの課題を解決し、世の中のお金の流れの円滑化を目指します。

■ クレジットエンジン株式会社について
クレジットエンジンは、「“かす”をかえる。“かりる”をかえる。」をミッションに、オンラインレンディングプラットフォーム「 CE Online Lending Platform 」の展開を通じ、世の中のお金の流れを円滑にし、テクノロジーとデータにより個人や事業者の資金調達をもっと手間なく、必要なときに必要なだけ調達できる、ストレスのない社会の実現を目指します。https://creditengine.jp/


■ お問合せ先
クレジットエンジン株式会社 広報担当
連絡先:contact@creditengine.jp